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経験者が語る:社員が50人を超えた社長が知っておくべきこと

社員50人を超えた経営者が直面する、予想外の変化と孤独。顔と名前が一致しなくなる段階で、経営スタイルを根本的に変える必要があります。経験者だから語れる、知っておくべき組織運営のポイントを解説。


顔と名前がギリギリ一致するかどうかのライン。

社員が50人を超えた経営者に向けて、この段階特有の孤独と、知っておくべき組織運営の変化について解説します。

私自身、社員数が50人を超えたのは、創業10年目くらいのことだったと思います。 一生一人でやっていくつもりが、想定外に会社が大きくなっていった時期。

30人を超えたあたりから、事業も複数動き始めていて、社員一人ひとりの顔と名前が、ギリギリ一致するかどうか、というラインになっていました。

当時、同世代で、同業系で、50人規模にまで到達した知り合いは、周りに一人もいませんでした。 暗中模索。すべてが手探りの状況でした。

本記事では、あのとき、自分がもっと早く知っておきたかったことを、整理してみたいと思います。

結論:社員50人は、「顔と名前が一致しなくなる」という、これまでと質の違う変化が訪れる節目

結論から言えば、社員数が50人を超えるタイミングは、それまでの「一人ひとりを把握する経営」から、「仕組みを通じて把握する経営」へと、根本的に質を変えなければならない節目です。 30人前後までは、意識すれば、なんとか全員の状況を把握できます。 しかし、事業が複数動き始め、社員数が50人に近づいてくると、顔と名前が一致するかどうかという、これまでとは違う種類の壁にぶつかります。

私自身、この変化を、事前に知っていたわけではありませんでした。 気づいたら、その状態になっていた、というのが正直なところです。

この段階特有の「孤独」について

社員50人という規模には、もう一つ、この段階ならではの難しさがあります。それは「孤独」です。

社員10人、30人という段階では、同じような規模で悩んでいる経営者仲間に出会う機会も、比較的多くあります。 しかし50人規模、しかも複数事業を動かしながらこの規模に到達している経営者は、決して多くありませんでした。

私自身、当時、同世代で、同業系で、同じ規模まで到達している知り合いが、周りにいませんでした。

参考にできる前例が近くになく、暗中模索の中で、すべてを手探りで進めていくしかありませんでした。

もし今、同じような孤独を感じている経営者がいるなら、

それは決して特殊なことではなく、この規模に到達した多くの経営者が、通る道なのだと伝えたいと思います。

知っておくべきこと1:「顔と名前」ではなく「仕組み」で把握する発想に切り替える 社員50人規模になったら、社長が一人ひとりを直接把握するという発想そのものを、手放す必要があります。 誰が、どの事業で、どんな役割を担っているのか。 これを、社長の記憶ではなく、組織図や役割一覧といった、仕組みとして把握できる状態に切り替えていくことが重要です。

知っておくべきこと2:複数事業を、横断的に見る視点が必要になる 事業が複数動き始めている段階では、それぞれの事業の状況を、個別にではなく、横断的に把握する視点が必要になります。 各事業の責任者から、共通のフォーマットで報告を受ける仕組みや、事業を横断した会議体を持つことが、この段階での重要な取り組みになります。

知っておくべきこと3:参考にできる前例がなくても、孤独を理由に立ち止まらない 近くに同じ規模の経営者仲間がいなくても、それは「自分のやり方が間違っている」ことを意味しません。 参考にできる前例が少ない段階だからこそ、自社の状況を丁寧に言語化し、外部の専門家や、異業種の経営者との対話を通じて、視点を広げていくことが有効です。 私自身、当時この孤独をもっと早く受け入れられていれば、手探りの期間を、もう少し効率的に進められたかもしれないと感じています。

知っておくべきこと4:仕組み化を、これまで以上に本気で進める 30人規模までであれば、社長の頑張りや、幹部の個人的な努力で、なんとか乗り切れる場面もあります。 しかし50人規模になると、そうした属人的な頑張りだけでは、組織全体を支えきれなくなっていきます。 業務の標準化、権限委譲、情報共有の仕組みを、これまで以上に本気で整えていく必要が出てきます。

まずは自社の状況を客観的に整理したい方へ。

株式会社バリュー経営では、社員50人規模の組織づくりについて無料相談を承っています。

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仕組み化・組織改善の考え方

社員50人という規模は、これまでの「人を把握する経営」から、「仕組みを通じて経営する」への、大きな転換点です。

参考にできる前例が少なく、孤独を感じやすい段階だからこそ、自社の状況を客観的に整理し、外部の視点を取り入れながら、仕組み化を進めていくことが重要になります。

こんな状態になったら、相談を検討すべき目安 以下に複数当てはまる場合は、自社だけでの整理に限界が来ている可能性があります。

- 社員の顔と名前が、一致しなくなってきている

- 複数の事業を、横断的に把握する仕組みがない

- 同じ規模で相談できる経営者仲間が、身近にいない

- 属人的な頑張りだけでは、組織が回らなくなってきていると感じる

よくある質問

Q. 社員50人は、必ず訪れる明確な節目なのですか。 A. 業種や事業の複雑さによって多少前後しますが、多くの中小企業にとって、社員50人前後は「顔と名前の把握」という観点で、組織運営の質を変えるべき一つの目安として参考にできます。

Q. 複数事業を横断的に見る仕組みは、どこから始めればよいですか。 A. まずは、各事業の状況を同じフォーマットで報告してもらう仕組みから始めることをおすすめします。

Q. 同じ規模の経営者仲間がいない場合、どうすればよいですか。 A. 経営者向けのコミュニティや、専門家との対話を通じて、視点を広げていくことが有効です。同じ業種・規模でなくても、経営の構造として参考になる話は多くあります。

Q. 仕組み化を本気で進めるには、何から着手すべきですか。 A. まずは、社長自身が把握しているが言語化されていない判断基準や業務プロセスから、優先的に着手することをおすすめします。

Q. 無料相談では、どのようなことが分かりますか。  A. 自社の現状を整理し、社員50人規模に見合った組織づくりの、具体的な最初のステップをお伝えします。

■まとめ

社員が50人を超えると、顔と名前が一致しなくなるという、これまでとは質の違う変化が訪れます。

・仕組みで把握する発想への切り替え

・複数事業を横断する視点

・孤独を理由に立ち止まらない姿勢

・そして本気の仕組み化。

この4つを知っておくことが、暗中模索になりやすいこの規模を、着実に乗り越えていく力になります。

自社の組織づくりについて整理したい方は、無料相談をご利用ください。 社員50人規模で知っておくべきことを、一緒に整理します。

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